2016年7月31日(日)に開催された「超ごきげんモトクロス」に参戦の折、右足を負傷し、緊急手術、入院していたため、レース運営スタッフの皆様、オーダーいただいた皆様に、大変なご迷惑、ご心配をおかけいたしております。
心よりお詫び申し上げます。
現在は退院して自宅に戻っておりますが、治療、完治には1年を要するとの見通しです。
自宅に戻れば今までどおりグラフィックの制作ができると甘い考えを抱いておりましたが、いまだに痛みとむくみがひどく、難航している状態です。
足首からクラッシュ音が聞こえたのは、「超ごきげんモトクロス」決勝ヒートの3周目のギャラリー前のジャンプの着地時でした。
1周2分を切る目標が達成できた午前中のタイムアタックとプラクティスを終え、気分上々で始まった決勝レース。
「ごきモト」の特徴でもある「本気になりすぎないモトクロスレース」。
水風船割りからのスタートで、4番手あたりでスタートを切れたので、なんとか表彰台圏内を狙おうと、前のライダーを追いかけていました。
それでも、安全マージン大目の私は無理をしないスタイルを貫いていたつもりだし、あくまで楽しく走ることが目的だったので、まさかあんな小さなジャンプの着地で骨折に見舞われるとは思ってもみませんでした。
着地の際に明らかに「ぐしゃ」という音が聞こえて、痛みを感じたので、コース外にすぐさまエスケープして、バイクを降り、手を上げて救助を求めました。
救護チームの「JOMS」がかけつけてくれて、右足首を痛めた、と説明すると、ブーツを脱がされ、担架で運ばれました。
その際、まさかそんな重篤な症状とは考えておらず、翌日からの仕事にまずは支障がでないよう、症状の把握のために南奈良総合医療センターに向かうことにしたのでした。
そこで聞かされた医師からの説明は右足首付近の骨折2箇所と粉砕骨折「右脛骨天蓋骨折」というもので、骨折箇所を仮固定するための手術・入院が必要であるというものでした。
開放骨折、粉骨骨折、関節部の骨折などで行われる固定法で、ピンを数本打ち込み、骨折を皮膚の外で固定する「創外固定」による仮固定のための手術が始まりました。
※参照「骨折ネット」
http://www.fracture-net.jp/cure/medical.html
手術が完了したらその日のうちに退院したい旨を伝えていましたが、以前に手術したことのある手の創外固定と違い、痛みが激しく、また固定具もかなり大きなものになるため、入院することになりました。
その後、2日後には自宅近くの病院に転院し、引き続き入院生活が始まりました。
最初の手術から2週間後、「創外固定」を外し、皮膚下にプレートやネジなどで骨を固定する「プレート固定」するための手術を行い、その週末には退院することができました。
骨折の原因についてくわしくは、また別のタイミングで・・・